JICAプロジェクトとして、11月15日より着工したラオス国での工事の進捗状況をお伝えします。
本工事は、当社の現地法人で造ったコンクリート二次製品(PCa)を活用した側溝整備工事です。
現場はラオス国立大学に面した商店が立ち並ぶ通りであり、交通量が多く安全確保が重要な場所です。当初は、交通規制を行いながらの工事を予定しておりましたが、地域住民とラオス政府・監督官庁のご協力により、全面通行止めで施工を行えることとなりました。
工事規模は、自由勾配側溝1080mm×1210mm L=451m、プレキャストU型側溝300 L=413m、コンクリート舗装 A=3,300㎡で、乾季である3月末での完了を目指して工事を進めており、1月10日時点での進捗率は約40%です。
現場は、地下水位が高く床付け面が軟弱地盤であったため、砕石や岩砕で置き換えを行った上でプレキャストU型側溝の据え付けを行っております。今後は、側溝の据え付け完了後に全幅7mのコンクリート舗装を施工していく予定です。
引き続き、現地の方々が安心して暮らせる街づくりを目指して、施工を進めてまいります。