オカネツ工業様の自律走行草刈り機のベース機(AIRAVO:アイラボ)が完成し、当社が施工する「令和5年度百間川維持工事」の現場にて、5月21日に完成披露会が開催されました。
完成披露会には、国土交通省 中国地方整備局様やリース会社様など多くの関係者の方にご参加いただきました。
自律走行草刈り機は、草刈り時の省人力化や熱中症、転落・転倒などの事故を防ぐことを目的に開発されています。ベース機は、リモコン操縦となっておりますが、将来的にはAI技術を使って、指定した範囲を機械が自動走行することを目指しており、搭載されたカメラの映像から人や障害物を検知し、緊急停止する機能も実装される予定です。
当社は、ベース機の開発にあたり、昨年度より百間川の現場での100時間の耐久試験や平面・斜面での走行試験などに協力しておりました。
本機が実用化されれば、街路樹やガードレールなどの障害物により大型草刈り機での施工が困難な区間での作業効率の向上が見込めます。