建設現場でのICT活用は、日本全体で人手不足が叫ばれている中で生産性の向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取り組みとして、国土交通省様が推進されておられます。
当社としても、安全で生産性の高い現場環境を作り、より魅力ある企業を目指して、ICTを活用した施工を進めております。
その一環として、先日「玉島笠岡道路里庄地区改良工事」の現場にて、ドローンを活用した測量を行いました。
今回のドローンを活用した測量は、予め設定した経路をドローンが自動で飛行し、1秒間隔で撮影した画像を基に3D化するものです。
今回の現場では、従来の方法で4日掛かっていた測量が同じ作業員の人数でも3時間ほどで完了することができ、大幅な工期短縮・人的ミスのリスク軽減に加え、施工精度の向上にもつなげることができております。
また、3月上旬には今回の測量データを基に、ICTを活用した重機での施工も実施いたします。
今後も安全で高品質な施工と現場職員の負担を軽減し、「残業ゼロ」の働きやすい職場づくりの推進に向けて、ICTの積極的な活用に取り組んでまいります。