山陽自動車道福山西IC~尾道IC区間の橋梁耐震補強工事が西日本高速道路株式会社中国支社様から発注され、当社が施工を担当します。 この工事は、山陽自動車道建設から年月が経ち、耐震補強工事が必要となったため行うものです。
工期は令和3年4月~令和5年10月で、先日着工いたしました。
担当区間内に9か所現場があり、 本工事の主要箇所となる伊予兼橋、三蔵橋、才原橋(尾道JCT)の3か所の工事状況を定期的にお伝えしてまいります。
本工事は、コンクリートの断面修復を行った後、炭素繊維をコンクリートに巻き付ることで、橋梁の耐震性能を補強していくものです。
炭素繊維とは・・・炭素が90%以上を占める繊維素材で、「軽くて強い」が特徴です。現在工事などでよく使用される金属材料(鉄)に比べて、非常に軽く、強度に優れています。さらに、炭素繊維には、金属材料のデメリットである「錆び」や「疲労」がありません。変形の自由度も高いということもあり、耐震補強工事だけでなく、飛行機によく使用される素材です。