JICAプロジェクトとして、2022年11月15日に着工したラオス国での工事の進捗状況をお伝えします。
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今回の工事では、昨年８月のPCa（コンクリート二次製品）の据付け講習会に参加し、テストに合格した現地の技術者が当社管理の下で施工を行っており、道路両サイドの側溝設置が完了したため、中間検査を実施いたしました。
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工事は大きなトラブルもなく計画通りに進み、PCaの設置精度も規格値内に収まって、出来栄えも良好でした。

現在は、次の工程のコンクリート舗装を進めております。日本ではアスファルト舗装が一般的ですが、ラオスの気候は熱帯のため、アスファルト舗装よりも熱さへの耐性があるコンクリート舗装が適しています。工事で使用しているコンクリートは、当社現地法人の「Sanko Concrete Lao Co., Ltd.」から高品質な製品を運搬しています。

また、今回の工事で使用しているコンクリートミキサー車の積載量は、日本のものと比べて、およそ２倍の８㎥です。
ラオスでは、日本よりも大型の車両が通行するため、施工する道路も広さと耐久性が求められます。今回、PCaで施工することにより、施工前に通行できなかった排水路部分も通行できるようになり、道幅がおよそ2m広がる予定です。

引き続き、3月末での完成を目指してラオス政府・現地の建設業者と協力して、施工を進めてまいります。